El Ladies

ことあるごとに、ポルノ業界におけるとっ散らかったサイトに出くわすことがあるだろう。まさにポルノ界のフランケンシュタインサイトだ。それがEl-Ladies.comというサイトを適切に説明する方法だ。理由を説明しよう。サイトを開くと画像庫に出くわす。良いか？これは画像サイトだぜ？それがこのサイトの全てなんだ。このサイトにはもっとたくさんのものがあるのだが、このサイトでは全ての場所が別け隔てられているんだ。というわけでどうすればこのサイトを有効利用できるか見ていこうじゃないか。

まず、このサイトにはありとあらゆるフェチとカテゴリがある。一部はとても性的なものだ。ほとんどの人は見ないであろうものすごくマイナーなニッチジャンルもある。だから、俺が見たくない動画もあるってことだ。ただ俺らはこのサイトの画像について話しているんだ。ニッチカテゴリに入ると、ありとあらゆるカテゴリがあるが全て「画像を見るため」だけに存在していることがわかるだろう。いいぜ。それで全部だな？実はそうでもないんだ。

El-Ladies.comは動画投稿サイトでもある。”Tube”というタブをクリックすると全く違うランディングページにリダイレクトされる。このページにあるもの全てが前のページと異なっている。完全に違うサイトに見える。ロゴが違う。サイズが違う。レイアウト、色に至るまで。俺は意味がよくわからない。おそらくサイトのコードを更新するのを忘れたんじゃないだろうか？わからん。まああんま興味ないな。

まあいいや、デザイン全体に対してはボロカスに言った。コンテンツはどうだ？そうだな。コンテンツはなかなか良いぞ。様々なカテゴリや動画から選ぶことができるんだ。動画投稿サイトにおけるすべての基本が考慮されている。他のタブや機能はどうだろう？どんなウサギの巣穴がこのリンクの裏に隠れているんだろう？かわいいものではないだろうな。

このサイトのたくさんのタブは全く異なるサイトに君を連れていく。例えば「Amateur（素人）」というタブがある。このタブをクリックすれば素人の動画がまとまったページに飛ぶと普通は思うだろう。もしくは、もしこのサイトの画像の部分に居るとしたら、大量の素人画像を見れると思うんじゃないか？違うんだ。全く違うんだ。このタブをクリックすると完全に違うサイトに飛ばされるんだ。ブログとかSNSみたいな場所にな。これは相当にややこしいぜマジで。

「Mature（熟女）」タブはどうだろう？実はこれも同じことになっている。完全に何もかもが違うサイトに連れていかれるんだ。このタブを見たら誰しもが熟女ポルノのページに行くと思うだろう。もしおれがこのジャンルのファンなら君にとっても良いことだろうな。俺の個人的な好みを言えって？俺には魅力的には映らないな。将来熟女ポルノ女優になるっていう考えすらさらさらなかった２０代の彼女らとならハメを外したかったよ。 El-Ladies.comにはもう一つ面白いことがあるんだ。 DVD ショップとErotic Auctions（エロチックオークション）のタブからはMature.nlというサイトに移動する。こんなぼんやりしたタブからそのさサイトに行くことが予想できできるやつがいるか？

もし君が熟女のジャンルのファンで無ければ、このサイトは地雷原のようなものだ。クリックするたびに、たくさんの年老いたしわくちゃの女が君を待ち受けているんだからな。おいちょっと待てよ。これじゃまるで子供時代に叔母のブレンダが訪ねて来た時みたいじゃねえか。もちろん性行為はなしで。ほとんど常軌を逸してるな。まあいいや。ヤバイ雰囲気になる前にこのサイトをこういう方向性以外から見てみようぜ。

このサイトの動画プレイヤーは基本的だ。見て楽しめる動画をみつけたら、別のドメインに飛ばされてようやく動画を見ることが出来る。余分な手順を２，３踏まないと望みのものにたどり着けないシステムなんだ。おまけにこのサイトには動画のカテゴリを作る気遣いもない。代わりに動画のタイトル「が」カテゴリー代わりなんだ。これはつまり、動画のカテゴリとサムネイル以外に説明が何も無いってことなんだ。ここではクリックするたびに空虚感が味わえるぜ。

ポジティブなことが何か言えるとしたら、ここには少なくとも見て回れる数の動画があるってことだ。コレクションは本当に大きいから、見たいものを見つけることが出来る。ブラウジング機能が欠落しているから、少し時間はかかるかもしれないがな。動画のページが多すぎて、諦めて他のサイトに行ってしまう前に、お目当ての動画を見つけることができればいいな。

このサイトを離れる時も、たくさん動画があるという以外はポジティブな点は何一つ見つけられなかった。平均的なサイトと比べると一部の動画はタブーなジャンルのものもあった。つまり、それ以外の点でEl-Ladies.comはさして良い部分が無いってことなんだ。奇妙なスタイルとページごとのデザインの違い、タブをクリックするとおかしなところに連れて行かれると、いらいらするかもな。